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酒粕で蓋をした黒豆と小豆の自家製味噌完成




今年の3月に黒豆と小豆で味噌を仕込みました。大豆は使っていません。

黒豆と小豆の味噌の作り方

黒豆と小豆で作った味噌はどんな味がするのか興味があったので作ってみました。

それと同時にある実験をしました。味噌を作って困ることは、カビが生えることです。カビが生えると、カビた部分を廃棄しなくては行けないので、カビが発生しないようにしたいのです。

今まで、カビが発生しないように、さまざまな対策をしてきましたが、少しはカビてしまうものです。端っこのちょっとでもです。楽しみということもあり、いろいろな方法を試していました。

そこで、試してみたかった方法の一つが、酒粕でフタをするというものです。その方法を聞いた時に、疑問がわきました。

  • 味噌と混ざってしまって、大丈夫だろうか?
  • 味噌の味に、酒粕が影響しないか?
  • 酒粕はその後食べられるのだろうか?
  • 食べられるとして、美味しいのだろうか?

このような疑問をもっていました。

そこで本日、どのようになったか様子を見ることにしました。

 

Contents

黒豆と小豆の味噌の熟成

味噌を保管していたのは、キッチンの床下収納です。床下収納には所狭しと、物が入っています。その中で、この味噌は重いので、最下部で収納していました。

最下部で収納していたので、引き上げてみないと様子がわからない訳です。ひと夏越したので、そろそろどんな様子になっているのかが気になって、出したというわけです。

横から見てみると、3層になっています。

  1. たまり
  2. 酒粕
  3. 味噌

この順でキレイなそうになっています。

酒粕を入れたのは、カビ防止のためです。ちょっと不思議だったのは、味噌を仕込む時に硬い酒粕をびっちりと敷き詰めたのに、その上にたまりが上がってきたことです。

参考までに仕込んだときの記事
黒豆と小豆の味噌の作り方

 

カビが発生していなかった

早速開けてみました。これは重りにしていたダンベルと、蓋にしていたまな板を外した状態です。

どうでしょう?

とてもキレイな液体が方面を覆っています。縁の白っぽいものは酒粕です。味噌の成分で、かなり柔くなっています。

それと嬉しいことに、カビが一つも発生していませんでした。これは味噌を作ってきて初めてのことです。

どんなに注意しても、表面の周りにちょっとは緑のカビがついてしまうのですが、今回はキレイなものです。

酒粕の力たるや恐るべしです。

 

蓋に使った酒粕はどうなったのか

酒粕がどうなったのか気になったので、まず色を見てみるべく、かたむけて見ました。

すると酒粕の蓋が出現。黒い液体から顔を出してくれました。色からして酒粕自体の熟成はそれほど進んでいない様子です。

 

味噌がどのようになったのか取りだしてみる

さて、肝心の味噌の味を見てみることにします。小さいお玉ですくってみました。

まず、酒粕部分を食べてみると、なんとも美味しい味がしました。この酒粕部分は捨てることになるのかもと、ちょっと覚悟していたので安心です。これを捨てるなんて考えられません。

この部分を味噌汁に入れていいし、鍋にも使えると思います。

続いて、その下の味噌部分も試食。コクがあって本当に美味しい味がしました。予想以上の出来です。試しに作ってみた味噌が大満足の結果です。

 

すくった跡の穴にたまりが入ってこのようになりました。

このままでは、蓋をしても空気が入ることになり、カビが発生する原因となるので、一度酒粕部分を取り除いて、また酒粕で蓋をして、その上にラップ、まな板の蓋、ダンベルの重しをして、床下収納へしまいました。

 

味噌は冷蔵庫で保管

取り出した味噌も常温保存でかまわないのですが、収納場所として冷蔵庫に入れておくと使いやすいので冷蔵庫で保管します。冷蔵庫に入れておくと発酵が進まないので、今の味を楽しんで行くことができます。

 

この味噌の用途は主としておにぎりの具

おにぎりの具で味噌は大好きです。味噌を自分で作るようになってから、試しに入れてみたのが大成功!

自家製味噌は発酵が続いているので、お昼になるとおにぎりのご飯が溶ける感じになります。その部分が甘くてとても美味しいです。

スーパーで販売している殆どの味噌が発酵を止めているため、スーパーの味噌ではこの感覚を味わうことができません。結構お高めの味噌ならまだ生きている可能性があると思うのですが、試したことはありません。

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