わらびはアク抜きが面倒だから食べないというのはもったいないです。
重曹をつかった方法もありますが、我が家では灰をつかって簡単にアク抜きしています。
その方法を紹介します。
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灰を使ったわらびのアク抜きは超簡単です。
下処理も含めた手順は次の通り。
この工程でOKです。
これを聞いただけでは疑問に思うであろうことをまとめていきます。
まず、どんな灰を使うかという疑問があると思います。
この答えは簡単で、木を燃やしたものに限ります。
間違っても、プラスチックを燃やしたあとの灰は使わないで下さい。
私が、持っている灰は薪ストーブから取ったものです。
ずっと持っていて、かれこれ20年前のものになります。
この部分は任意です。
この部分も食べるというレシピが多いですね。
昔聞いたのですが、この部分は発がん性があり食べないほうが良いと教わったことがあるので、取り除きたい部分です。
実際のところはわかりません。
ご自身で判断して下さい。
取ったあとのわらびはこちら
わらびっぽくない感じもしますが、私のとってはこれぞわらびという感じの形になりました。
わらびの下の方は硬いです。
硬い部分を取り除きます。
切り口を見ると緑色をしています。
切り取った末端の部分はアクで真っ黒ですね。
山にワラビ採りに行くと手が真っ黒になったことを思い出しました。
バットに蕨を入れて灰を上からふりかけます。
灰の量は適当。わらびが見えなくなるくらいです。
この量は適当でも大丈夫、このくらいで全く問題ありません。
次にこのバットに熱湯を注ぎます。
蕨がしっかりとお湯に浸かるようにして下さい。
今回は、バットについている網?をかけました。
この状態で一晩おきます。
一晩おいた状態のわらびです。
つけていたお湯が真っ黒く、しかも緑色になりました。
この状態で、アク抜き完了です。
これから、水に晒してもいいですね。
灰汁を抜いた蕨を試食しました。
簡単に生姜を載せて醤油をかけて食べてみました。
しっかりと灰汁が抜けていました。
わらびのぬめっとした美味しさが季節を感じさせます。
超久しぶりに蕨を食べました。
売っていた蕨なので、栽培したもののようでした。
昔山に行って取っていたものよりも細かったです。
山で取っていた、紫っぽい蕨を懐かしく思い出しました。
しかし、久しぶりに食べた蕨はとても美味しかったです。
もう山に取りに行くことはできないので、販売している蕨をありがたくいただきます。
次は酢醤油でいただきたいと思っています。