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梅シロップの作り方

今年初めて梅シロップに挑戦します。今までは、梅+砂糖+酢で梅酢ドリンク作っていましたが、今年は酢を抜いて梅シロップを作ってみようという気になりました。梅酢ドリンクは年を重ねるごとにまろやかになり、のみやすくなっていくのですが、はじめから甘く作ってみたらどうなのかと言うことでやってみます。なんせ、初めてのことには興味津々です。

  • 梅800g
  • 氷砂糖800g

本当は一キロで作る予定でしたが、梅干しを作って残りの梅は これを3リットルの容これだけでした。これを容器に入れました。梅は下処理として、洗ってヘタをとってあります。これは梅干しをつくる工程で途中まで一緒に行いました。ここで使っている梅は、言うならば一番残念だった梅です。傷がついていて梅干しにはちょっと向かないものが入っています。これだけで氷砂糖が溶けていくのかという不安?疑問?はありますが、とにかくこのまま放置してみます。

 

Contents

梅シロップができるまでの過程

梅シロップが何日くらいでできるのか記録にしていこうと思います。ブログにかいておけば良い記録になるので残します。ノートにもメモを取りますが、写真と合わせた記録となると、ブログはとても便利です。本当にありがたいです。

2日経過しました。水分が出てきたのが分かります。

 

3日目、容器の下1センチくらい水分が溜まって来ました。蓋を開けてみるととてもよいかおりがします。

 

4日目、昨日よりもまた水位が上がってきています。氷砂糖も全体的に透明になってきています。周囲の水分の影響でしょうね。

 

5日目、毎日いい感じで水位が上昇しています。今日はよく溶けるようにと、上の方の梅に水分を回したいということで、ビンを少し倒して回してみました。梅が腐っくる可能性もあるので、そのようにしたほうが良いと思ったからです。

氷砂糖のほうが梅より重いので、ビンを振ると氷砂糖が下に下がり、梅が上に出てきてしまいました。これは予想外、できたら梅を下にしたい。

6日目

氷砂糖は溶けるのに時間がかかるのでじっくり梅のエキスを取りだしてくれるし、純度が高いので、さっぱりとした味になるので使っています。しかし今回の場合は、上部の梅が空気にさらされているので、悪くならないか注意する必要があります。

その対策として、容器を傾けて、回して上部の梅の表面に下に溜まっているシロップがかかる様にしました。

 

7日目

空気に触れている梅には、毎日朝晩そこの方にあるシロップがかかるように容器を回したりしていましたが、それでも空気に触れている梅が黒くなってきました。そこで梅が空気に触れている部分を極力少なくするために、一度すべて取りだして詰め替えることにしました。詰め替えるために大きなボールに中身を一度出して梅だけ先に入れて、その上からシロップと氷砂糖をかけてみようかと思います。

詰め替えるとこうなりました。完全に梅が空気に触れなくなりました。これで黒くなるのを防ぐことができました。その代わり、砂糖が直接ついている部分が少なくなるので、砂糖の溶けるスピードが遅くなると思われますが、それはかまわないと考えています。

 

8日目

おもったよりも水位が上がりました。毎日同じ方向から撮影していないので、明確には比較できませんが、なんとなくと言った感じで比較しています。毎日テーブルの上に引き上げて撮影しているので、やむを得ません。

 

10日目

シロップが多くなってきました。上の写真では梅が瓶の底についていますが、この写真では一センチくらい梅が浮いています。蓋を開けてにおいをかぐとバナナのようなとても良い香りがします。このまま置いておくと発酵してくるらしいのですが、どうなるか楽しみです。

 

21日目

前回メンテ後ずっと放置していました。そうするとなにやら梅の丈夫が白くなってきました。これは産膜酵母です。産膜酵母は梅干しを作る時やぬか床の中にもいます。ぬか床はかき混ぜるのを怠ると表面が白くなり、これと似たような状態になります。

この様子を見た時は、はっきり言ってショックでした。梅に氷砂糖しか入れていないので、産膜酵母が出て来るスキは無いと思っていたのが甘かったです。毎日見ていて、容器を揺すっていればこのようにはならなかったと思うと悔やまれます。

しかし、これもいい経験です。この教訓はこれから活かしていこうと思います。逆に言うとうまくいかない方法を一つ見つけたわけで、一つ経験値が上がりました。

結局、このまま置いておいても産膜酵母が増えていくだけだし、梅を取り除いてしまおうということになりました。(脳内会議で決定)

取り除くと言っても、捨ててしまうのはもったいなさすぎます。産膜酵母を食べてもまったく問題はありませんが、味はよろしくありません。ここで見えている白くなった梅は、水洗いしていただきました。産膜酵母が、まだ深く浸透していなかったようで、とても美味しかったです。これから、一日2~3個ずつ食べていきたいと思います。

 

梅シロップ完成

この状態で、梅シロップが完成したと言って良いと思います。予定外の産膜酵母事件?もありましたが、とても甘く梅の香りがするシロップが完成しました。このシロップはこのままの状態で発酵していくのかという疑問がありましたが、今のところ変化はありません。

糖分が高くて発酵できないということも考えられると思いつき、シロップを空きペットボトルに入れて、5~6倍水で薄めて放置しておきました。一週間くらい放置したのですが、期待していたブクブクという気泡は出てきませんでした。室温が30℃くらいの時期ですので、一週間もあれば何かしらの変化はあると期待していましたが、ピクリともしませんでした。

梅を引き上げて(食べて)から2ヶ月経ちましたが、シロップ自体が白く濁っている様に見えます。

ほかのシロップと味比べをしたことが無いので、なんとも言えませんが、見た目は少し濁っていますが、味にはまったく問題が無いということが現在の感想です。

 

梅のサワードリンクにリメイク

梅シロップは甘くて、梅の香りと味がして美味しいですが、ここ2ヶ月でこれと言った活用方を見いだせず、このままだと、このまま放置される可能性が高いので、酢を入れて梅のサワードリンクにリメイクすることにしました。

サワードリンクはほかに作っていますが、夏のドリンクをしてとても重宝しているのです。このドリンクを飲み始めてから、夏バテ知らずです。一日1~2杯水や炭酸水で薄めて飲みます。

サワードリンクに使うお酢は、黒酢などその時の気分にあわせて使っています。今回は突然の思いつきでスーパーに売っている米酢を入れることにしました。

値段の勝負で行くと、この米酢よりも、穀物酢というのが安かったのですが、米酢の方が材料が新婦pルだし、美味しくできそうな予感がしたので、この米酢を選びました。内容量は900mlです。もう少し多くても良かったのかとも思いましたが、今回は甘めにこの分量でいきます。

こんな感じです。通常梅シロップは、梅と砂糖、酢を一緒に入れますが、今回は酢が最後です。味に違いがあるか興味のあるところです。今回の様に砂糖と梅だけの方が、砂糖の浸透圧でウメのエキスを引き出しやすいのでは無いでしょうか?

しかし、酢も加えておくことによって、産膜酵母が発生する心配が無いということは大きなプラスです。放置しておいていつの間にか美味しくなっているパターンで漬け込むことができます。

ほかのものと味を比べてみたいと思います。今この梅サワーは2年前に作ったものを飲んでいます。作りたてのものよりも、まろやかになってきます。本当はたくさん作って、5年とか10年とか時を重ねたものを飲んでみたいと思います。

カッキー

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