夏の間に活躍してくれたぬか床は、冬になると冬眠させています。
冷蔵庫で保管しているので、季節に関係なくぬか床をたのしめるのですが、冬期間は保管に食べたくなる漬物がたくさんあるので、春になるまでぬか床を休ませています。
まず、ぬか床に入っている余計なものをすべて取り除きます。余計なものが結構はいっていると思います。固形物は出来る限り取り除きます。鷹の爪やキャベツの小さな切れ端など家のぬか床には結構入っています。
中でも取り出しにくいのは、山椒の実でした。風味づけに初めて入れて、ぬか床が清々しくなりました。冬をこすには、一度リセットした方がいいので、活躍してくれた山椒の実も一度捨ててしまいます。今度復活する時に、また新たに入れようと思います。
山椒の実を出来る限り取り除いたつもりでも完璧は無理なので、大体のところで終了しました。山椒の実を取り除いたあとのぬか床は表面を平らにしてキレイにしておきます。この時にいつもどおりに容器の壁について糠もキレイに拭きとっておきます。フキンではなくキッチンペーパーを使うと衛生的です。以前はフキンを使っていましたが、洗う手間を考えると、使い捨てもキッチンペーパーの方がよっぽど良いと言うことになりました。
このまま保存したのではカビてしまうので、この上に塩を乗せます。本来であれば塩を真っ白になるまで乗せるのですが、少なめの塩でもいけるのではないかと考えて、今年は少し少なめにしました。決して塩をケチっているわけではなく、翌年塩の部分と塩分の調整で糠を捨てることになるので、その兼ね合いを考えて実験してみます。
この上にいつも通りの蓋をします。
いつも行くイオンにあるので、家で使う塩はこの塩です。もっと美味しい塩もたくさんあるみたいなので、機会がある時に探してみようと思います。
ここまで来るとあとは収納するだけです。レジ袋に入れます。このようにするには理由が2つあります。一つは蓋がとれてしまうことを防ぐためです。床下収納に入れるので、他のものを出し入れする時に、引っかかって蓋が開いてしまって、中身をぶちまけてしまっては目も当てられません。レジ袋でしっかりと蓋を押さえておくと安心です。
あとは取り出しやすいようにするためです。縛った時にとっても部分を引っ張ると床下からとても取り出しやすくなります。そのほか、レジ袋に入れることで蓋の密着性が高まるのでニオイが出にくいという効果もあります。温度が低く冬眠中で塩で蓋もしているのでもともとそんなに臭うことはないかと思いますが、少しは効果があると思っています。