ヨーグルトなど普段何気なく食べている乳酸菌を含んでいる食品にアレルギーを抑えてくれるということがわかってきました。花粉症やアトピーはとても面倒で薬を服用すると、眠くなったり副作用が出たり大変な思いをします。
乳酸菌が花粉症やアトピーに効果的ならこんなに楽なことはありません。普通にヨーグルトを食べるだけでいいなら喜んで毎日でも食べたいところです。
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乳酸菌の効果
乳酸菌を取り入れるのは簡単です。ヨーグルトに含まれていますし、ヤクルトなどの乳酸菌飲料にも含まれています。効果があるなら毎日取り入れたいと誰しも思うところですが、どこにでも売っているので手軽に摂ることができます。
整腸作用
便秘や下痢またはおならがたくさん出るなど腸内のトラブルを抱えている人は結構多いです。便秘の場合は便秘薬がないと排出できなくなっている人もいるという話もよく聞きます。
便秘や下痢の改善
小腸で栄養を吸収して、水分が多い状態の消化物が大腸に送られてきます。大腸では蠕動運動によって、消化物の水分を吸収しながら便を作っています。
この蠕動運動が滞ると便が動かなくなり、水分が吸収され続けて便が固くなってしまうため、ますます便の移動ができにくくなります。その状態が便秘です。
乳酸菌を大腸に入ると、大腸内の糖分などをエサにして乳酸を作ります。この乳酸が大腸の腸壁を刺激して蠕動運動を活発にして排便を促します。
逆に水分の吸収がうまくいかない場合は下痢になります。下痢の場合はデリケートです。たくさんの乳酸菌飲料を飲んでしまったりすると、腸が弱っているので、受けて止め切れなくて、さらなる下痢を起こしてしまうことになりかねません。
下痢がひどい場合は大量にヨーグルトなどを摂ることは避けましょう。少しずつがいいです。下痢の場合は乳酸が腸内の環境が悪玉菌が優位になっています。乳酸菌の働きで悪玉菌が嫌う酸性に導いていきます。
腸内フローラ
善玉菌などの腸内細菌は約100兆個いると言われています。細菌では腸内フローラという言葉を聞いたことがあるとおもいます。この腸内細菌がお花畑の様に例えられたものです。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌
腸内にはこの3種類の細菌が生息しています。合計の数は変わらないのですが、その時時によって姿を変えるのが腸内細菌です。
善玉菌
乳酸菌が善玉菌の代表格です。ビフィズス菌も善玉菌です。善玉菌は便秘や下痢を予防する成長効果があるばかりか、免疫力をアップさせるので、アトピーや花粉症、風邪や感染症の予防になります。また、消化を促進たりビタミンを合成すると行った効果があります。
悪玉菌
善玉菌に対して、悪玉菌とはわかりやすいネーミングです。大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌が悪玉菌です。
悪玉菌は腸内で腐敗を起こし、アンモニアなどの有害物質を作ります。その結果免疫力が弱まります。
悪玉菌は悪いことをするので、追放したいという気持ちになりますが、映画でもヒーローだけでは成り立たないように、腸内でも悪玉菌は重要な役割をしていますので、腸内には無くてはならない存在です。
腸内に侵入した病原菌を 攻撃してくれたりしています。無くてはならない菌ですが、優勢になりすぎるのは良くないのです。
日和見菌
ひよりみきんと読みます。あまり聞き慣れないですね。バクテロイデス(無毒株)等が日和見菌です。この菌は状況によって善玉菌にもなり、悪玉菌にもなります。その時の権力の強い方に味方していく菌です。
オセロのようなもので白にもなれるし、黒にもなれると言った感じです。
アレルギーの緩和
乳酸菌を積極的にとっていくことで、腸内環境が整っていき、免疫細胞を活性化させて免疫力アップに繋がります。また、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーの発症を抑える効果も期待できます。
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