前回梅干瓶を開けてから一週間たったので様子を見てみました。
まず、上から覗いて驚きました。「周りが白くなっている!?」
どうやら産膜酵母がやってきたようです。
ビニールを取ってみると・・・
毎日ゆすって対策していたつもりでしたが、やっぱり甘かった。やっぱりというのは、今回は瓶の上いっぱいまで梅が入っているため、瓶をゆすってもあまりつけ汁が動かなかったのだと思います。
もうひとつの原因は、ビニールで完全に空気をシャットアウトしたつもりでしたが、空気が入っていたようです。それとこの連日の猛暑で産膜酵母の活動も激しくなって来ていると思われます。今日はこれをリカバリーしていきます。土用干しは来週の夏休みにしようと思ってます。
産膜酵母から梅干しを救う
産膜酵母で白くなりましたが、おいしく食べられるようにリカバリーしていきます。
まず、アク取りで出来るだけ産膜酵母をすくいました。
しそも取り除きます。
この後しそはもうこのまま干してしまおうと思っています。
上げた梅干はこんな感じ、まだしそが直接あたっていたところしか赤くなっていないようです。これから液につけるので、最終的にはもっと赤くなっていく予定です。
つけ汁に産膜酵母が入っているので、日本手拭で漉します。
梅の漬け汁を漉し終わった状態。
白いつぶつぶがとれて綺麗になりました。
これに念のため、焼酎を入れておきます。
産膜酵母の活動を抑えるためです。
1カップ入れました。
梅は一つひとつ焼酎にくぐらせて、元の瓶に戻します。
赤梅酢を瓶に戻し、ラップで蓋をしました。
これで完全に空気から遮断されました。
あと一週間で土用干しする予定なので、
産膜酵母が発生しないように願いをかけながら
新聞紙で瓶を封印しました。
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