酒粕で食べ物を美味しくする「粕漬け」はさまざまなレシピがあります。
以前、酒粕と味噌で漬け床を作作っていたこともありました。
これは画期的でしたね。
漬け床なので、ぬか床のように野菜を切ってただつけておくだけでした。
それだけで数日すると美味しく漬け上がっているので重宝でした。
田舎の母が年に一度樽で粕漬けを作っているので、そのレシピに近い方法で付けました。
規模も材料も違うので、違いはありますが、今まで漬け床で作っていたものとはかなり違うものです。
Contents
粕漬けのレシピ
今回は大根のみの材料としました。
スーパーに買物に行って時に大根を見てひらめいたのです。
粕漬けの材料
- 大根 一本
- 酒粕 500g
- ザラメ 250g
- 味噌 225g
大根は10日ほど干しました。
100均で買った野菜を干せる網に大根が入らなかったので、大根を2分割して入れたら、大根の端がこの様になった。
大根を計量しました。
干す前に計量しなかったので、どのくらい軽くなったかはわかりません。
10日ほど干しました。
そんなに天気も良くなかったので、もっと干しても良かったかも。
触ってみるとまだ硬かったのですが、漬けるための時間が出来たので漬ける作業をしました。
普段はあまり気にしないのですが、今日は大根の表面の黒いところが気になったので、取り除くことにしました。
柔らかくなっているので、ピーラーがとても使いにくかった。
大根の端も切り落としました。
皮と身の間に栄養が詰まっているという話があるので、できるだけ野菜は皮ごと食べるようにしています。
トリミングをしようと始めたら、殆どの皮がなくなりました。
大根を一口サイズにカット
漬物をつけるときは、食べる時のことを考えていつも一口サイズにして漬けます。
なんせ、食べるのは一人だけなので、消費量が少ないのです。
いちいち切るのは手間がかかるので、食べる分だけ漬け床から上げてくるのが私のスタイルです。
漬け床を作る
漬け床を作る作業に入ります。
といっても、材料をビニール袋に入れて混ぜるだけ。
常備しているビニール袋に全部入りそうもなかったので、2つに分けて漬けることにしました。
上の写真は、酒粕にザラメを入れたところ。
酒粕はエイジングが進んでいるので、味噌のような色をしています。
私のおやつです^^
酒粕とザラメの上に味噌を投入したところ。
味噌は、昨年仕込んだおからみそです。
おからと豆乳で味噌を作るのは簡単でしかも材料費が安いのでおすすめ
この味噌は、仕込んでから10ヶ月ほどたちますが、今日見たら下の方はまだ色が白っぽかった。熟成の途中です。
ぬか床に大根を漬け込む
酒粕、ザラメ、味噌をいれて混ぜたところに、用意した大根の半分を入れました。
揉み込んだのですが、だんだん手がベタベタしてきました。
よく見てみるとビニール袋に穴が空いてしまったようです。
そんなに強く力を入れたつもりはなかったのですが、ビニール袋が弱かったということでしょうか?
新しいビニール袋に入れ替えるのもロスが出るし手間もかかるので、袋を二重にすることで対処しました。
はじめ適当に入れた漬け床ですが、もう少し少なくても良かった感じだったので、2袋目は少なめに入れました。
「粕漬けの材料」のところで書いてある分量は、2袋の合計の量です。
2袋目も、小さい穴が空いてしまいました。
同じように二枚重ねにしておきました。
最終的に一つのビニール袋にまとめました。
大根の漬物のニオイを抑えるため、ということもあります。
大根のニオイは結構強烈ですからね。
気をつけるようにしています。
大根の粕漬けの保管場所
はじめ、冷蔵庫に保存しようかとも考えたのですが、今は秋になって室内温度が25度を超えることもなくなってきたので、キッチンの床下収納の中に入れることにしました。
酒粕と味噌の発酵が進み、大根をどんどん美味しくしてます。冷蔵庫に入れるとどうしても発酵するのには温度が低すぎるので、ちょっと暖かすぎとも思いますが、常温においてみます。
低温での長期保存も捨てがたいところですが、今回は床下で行きます。
3週間後食べてみた感想
漬けて3週間後に、床下から出してビニール袋からホーロー容器に入れ替えました。
これからちょくちょく食べていきたいので、出し入れがしやすい冷蔵庫で保管します。
酒粕を洗い流してみると、こんな感じでした。
完全に浸かりきってはいないようですが、食べてみるとそれなりにおいしいです。
このまま漬けておくと、白い部分もつかって全部茶色くなっていきます。
味の感想ですが、ちょっと甘かったかな、もう少し砂糖を控えた方が好みの味です。
これから、つかっていって味がどの様になっていくかが楽しみです。
まとめ
漬物は塩梅(あんばい)といいますが、まさにさまざまな条件が重なって出来上がります。
今回も、酒粕や味噌の発酵度合い、保存の温度などによって、漬け込み時間や味などが変わっていきます。
初めて漬けるレシピなので、実家でつけたものとの味の比較も楽しみです。
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